ローヤルゼリーのロイヤラクチンは女王蜂を育む。どんな作用がある?

ローヤルゼリーはミツバチの女王蜂のために作られる特別食で、健康食品として多くの人に親しまれています。女王蜂の幼虫は遺伝子的には働き蜂と全く同じですが、ローヤルゼリーを食べ続けることで女王蜂に分化していきます。近年はローヤルゼリーに含まれる『ロイヤラクチン』が、女王蜂を育む鍵になっていることが明らかになっています。ここではローヤルゼリーに含まれるロイヤルラクチンとは何なのか、どのような作用があるのかご紹介します。

女王蜂を育むローヤルゼリー

ミツバチは巣内で、1匹の女王蜂、数十匹のオス蜂、数万匹のメスの働き蜂というカーストを形成して暮らしています。オス蜂は未受精卵から生まれ、メス蜂は受精卵から生まれます。女王蜂の幼虫は卵から孵化した時は、他のメス蜂の幼虫と同じ外見で、遺伝子も全く同じです。しかし女王蜂の幼虫がいる巣房は他とは違い、『王台』という特別な巣房に産み付けられます。王台という女王蜂専用の部屋にはローヤルゼリーが注がれ、幼虫はローヤルゼリーを食べ続けることで女王蜂に分化していきます。女王蜂は働き蜂と比べて体長は2~3倍、寿命は30~40倍で、1日約1,500個もの卵を産むことができます。

このように女王蜂の分化は、ローヤルゼリーによって後天的に誘導されることは明らかでした。しかしローヤルゼリーがどのようなメカニズムで、幼虫を女王蜂に分化させるのか全く分かっていませんでした。

ローヤルゼリーに含まれるロイヤラクチン

近年の研究で、ローヤルゼリーに含まれる『ロイヤルラクチン』という物質が、女王蜂に分化させる因子であることが明らかになっています。ロイヤラクチンはタンパク質の一種で、日本の富山県立大学工学部生命工学科の鎌倉昌樹さんが発見しています。

ロイヤラクチンの発見

鎌倉さんが行った実験は、まず女王蜂に誘導しない培地作りからです。
本来、ローヤルゼリーを食べた幼虫は女王蜂へと分化していきます。しかし鎌倉さんは、40℃の環境で30日保存したローヤルゼリーを食べた場合、幼虫は女王バチにはならず、働き蜂へと分化していくことを突き止めました。

続いて、新鮮なローヤルゼリーと40℃で30日間保存したローヤルゼリーの成分の違いを調べたところ、40℃で30日間保存することで3種類のタンパク質(以下、仮にA,B,Cと呼ぶ)が分解され減少していることがわかりました。
そこで、この減少した3種類のタンパク質A,B,Cをそれぞれ含む培地で幼虫を飼育したところ、Aだけが女王バチへの分化を誘導しました。こうして、このAのタンパク質こそが「女王蜂への分化誘導因子」だと明らかになり、「ロイヤラクチン」と名付けられました。

ロイヤラクチンの効果

ロイヤラクチンの効果は未だ明らかになっていない部分が多いですが、アンチエイジング効果を持つ可能性が示されています。ロイヤラクチンには、細胞の活性を約40%向上させること、細胞を長生きさせる効果があることなどが明らかになっています。今後の研究活動によって、ロイヤラクチンの新たな効果が明らかになるかもしれません。

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