スポーツをする人に役立つローヤルゼリー。どんな成分が役に立つ?
スポーツマンが飲むサプリメントといえば、筋肉の材料になるアミノ酸やプロテインが含まれているものを想像する人が多いのではないでしょうか。ローヤルゼリーといえは美容や健康に良いイメージのある健康食品ですが、スポーツ活動をしている人にも役立つ栄養素が豊富に含まれています。ここではスポーツ活動をするために必要な栄養素と、スポーツをする人に役立つローヤルゼリーの成分についてご紹介します。
スポーツをする人に役立つローヤルゼリーの成分
ローヤルゼリーは女王蜂の生命力を生み出す食品であり、スポーツをする人に役立つ栄養素が豊富に含まれています。ローヤルゼリーに含まれる、スポーツをする人に役立つ成分は以下の通りです。
イソロイシン
ローヤルゼリーに含まれるイソロイシンはアミノ酸の一種で、ヒトが体内で作ることができない必須アミノ酸です。
スポーツをする人は、バランスよく栄養素を摂ることが重要ですが、特にタンパク質は運動時の持久力を保つ重要な働きをします。私たちの身体の骨や筋肉はタンパク質でできており、タンパク質を構成しているのは20種類のアミノ酸です。そのうち9種類は体内では合成できない必須アミノ酸で、イソロイシンはその一つです。
イソロイシンは運動時に筋肉のエネルギー源になり、コンディションをサポートする働きがあります。運動時、血液中のイソロイシンが不足すると、筋肉中のイソロイシンをエネルギー源として利用するため、自らの筋肉を分解し始めてしまいます。これではせっかく運動をしても、筋肉は減ってしまいます。
運動前や運動後にローヤルゼリーからイソロイシンを摂ることで、筋肉の分解や減少を防ぎましょう。
ビタミンB群
ローヤルゼリーにはビタミンB1・B2・B6、パントテン酸、葉酸などのビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は糖質、脂質、タンパク質からエネルギーを生成するために必要な栄養素です。
ビタミンB1は主に糖質の代謝に関わっている栄養素で、運動によってエネルギー消費量が多くなった場合は、ビタミンB1の必要量が多くなります。
ビタミンB2は主に脂質の代謝に、ビタミンB6は主にタンパク質の代謝に関わっています。ビタミンB6は筋肉を合成するのに必要不可欠な栄養素で、タンパク質と一緒に摂取することで、筋肉痛の回復を促すことができます。パントテン酸や葉酸も糖質やタンパク質の代謝に関わっており、筋肉をつくるサポート役となります。
スポーツによる疲労回復や筋肉を効率的につくりたい人は、ビタミンB群が豊富に含まれているローヤルゼリーがおすすめです。
カルシウム
ローヤルゼリーに含まれるカルシウムはミネラルの一種で、骨や歯の材料になる栄養素です。カルシウムは筋肉の収縮にも関与しており、不足すると疲労骨折や肩こり、腰痛などの原因になります。スポーツをする人は、ハードなトレーニングなどで大きなケガをしないためにも、骨を強くすることが重要です。
日本人のカルシウム摂取量は約300~400mgと言われていますが、これは推奨量の半分以下の数字です。運動をする人はケガのリスクが高く、汗によるカルシウム排出量も多いため、日頃から意識してカルシウムを摂らなければなりません。カルシウムは牛乳などの乳製品だけではなく、ローヤルゼリーにも豊富に含まれています。牛乳アレルギーや牛乳が苦手な人は、ローヤルゼリーを活用するのがおすすめです。
まとめ
スポーツマンは一般の人よりも多くのエネルギー量と栄養素量を必要とし、炭水化物・タンパク質・ビタミン・ミネラル・カルシウムといった栄養をバランスよく摂ることが大切です。ローヤルゼリーは女王蜂のためだけに作られる特別食で、運動をする人が必要とするイソロイシン、ビタミンB群、カルシウムが豊富に含まれています。日常的に運動をする人は、スポーツからの疲労回復や筋肉増強のために、ローヤルゼリーを活用してみてはいかがでしょうか。